ステージ3B

2016年にS状結腸癌と診断されたCOONIの闘病中に思ったこと&たまにお仕事や趣味や愛犬のお話しブログです。

リセット

もうずいぶん長くなってきた

癌の治療。

 

副作用もなかなか抜けていかなくて

ご飯がほとんど食べられなくなった。

 

みるみるうちに痩せた。

 

最大値から30キロくらいは

落ちた体重。

 

たっぷりあった脂肪も

骨太筋肉質なはずだった筋肉も

どっかいっちゃって

病院の先生も驚くほど。

 

で、2021.5.28から緊急入院。

 

抗がん剤を一旦お休みさせて

栄養点滴することになった。

現在まだ入院中。

 

でも一昨日辺りから

ご飯がちゃんと食べられる

ようになった。

 

おやつも食べる。

 

味覚も戻ってきた。

 

病院食も

そんなに不味くなかったんだ(笑)

 

顔色とかも

だいぶ良くなってるらしい。

 

調子よく食べられるのは

とてもしあわせなことだった。

 

癌細胞にも栄養行っちゃうけど。

 

今度の土曜日

2021.6.12には退院できる予定。

 

長かったけど、

ちょっとサッパリした。

 

落ち着いたらまた

抗がん剤治療始まるけどね。

 

癌さんよりも早く

元気にならなきゃ!

競争なのだ!

 

 

病気とお金

治療費が思ったよりずっとかかってます。

大変です。

 

治療をやめて死んじゃった方がいいのかと

そんなことを思うくらい。

 

そしたら友達が

癌でも障害年金がもらえるということを教えてくれた。

https://ganclass.jp/support/column/koushoujutsu.php?fbclid=IwAR0k6meDgzVzcpd2sC3i2gmHcrXtzEjo60VWdF57laB8w7beKf36WluHDlU

 

これを利用しない手はない。

ぼくの治療はもうかなり長期に渡っているし

まだまだ続く可能性も大きい。

受給資格はあるはずだと思う。

 

どれくらいの額なのかはわからないけど。

 

まずは次の診察のときに

先生に相談してみようと思う。

もしかしたら病院に

そういう専門のソーシャルワーカーさんがいるかもしれない。

大きな大学病院だから。

 

癌緩和ケアの精神科医はクソだったけど。

 

ちゃんと受給できるといいな。

でないと

こんなに長くがんばってきたのに

お金のせいで死んじゃう。

 

 

 

治療不可

いま処方されている抗がん剤

ロンサーフともうひとつ(忘れた)

 

これの副作用がヤバイです。

 

毛が抜けたり

気持ち悪くなったり

味覚がおかしくなったりは

あんまりしないのだけど

 

白血球数が落ちる。

 

癌治療のために使う薬を使うことで

身体の中で悪いやつをやっつけようとするはずの

白血球数が落ちるってどうなのさって思うのだけど

ガクッと落ちちゃう。

 

免疫力ダダ下がりです。

 

目に見えるっていうか

感じる副作用は少ないのだけど

副作用が出たら大変。

 

感染症要注意。

新型コロナなんて感染したらホントに大変です。

 

マジで死んじゃう。

 

ホントは入院して抗がん剤投与の治療

するはずだったのだけど

この副作用が抜けてなくてできなくなりました。

 

大荷物で病院いったのに。

PCRもCTも受けたのに。

 

そしてとうとう外出控えなさい指令が出てしまいました。

 

できるだけひきこもります。

 

 

 

医療用麻薬

腫瘍内科癌緩和ケアの精神科医のお話は

腹が立つのでおいといて、

今日は痛み止めのお話しです。

 

医療用麻薬2種類を使った

ぼくのお腹の痛み止め。

ちゃんと効果が出るようになって

救急車を呼ぶような事態にはなっていないのですが、

やっぱり常にちょっと痛い。

 

前屈みになったりしちゃうし

元気でない。

 

先日の診察で先生に話したら

もう少し増やしてみましょう。

ということで

朝と夜だった痛み止め

オキノームとオキシコドン

朝昼晩一日三回にしてみた。

 

今日から。

 

さっそく効果あり。

 

なんだかいまの時間(19時頃)元気です。

 

いつもならお昼寝継続してるか

痛いなぁと思いながら起きてるかの時間です。

 

全然痛みがないわけじゃないけど

これくらいならご飯も食べられそう。

 

そう、

晩ご飯ほとんど食べられなかったんです。

おかげでだいぶ痩せちゃいました。

 

太ってたから痩せるのはいいんだけど

痩せ方が健康的じゃないので

あんまりよくないです。

 

医療用麻薬すごい。

 

猛烈に眠くなって

お昼寝から夜中まで目覚めないのは

ちょっと困っちゃいますけどね。

 

痛いよりずっといいです。

 

これに慣れちゃうまでしばらく

少し楽になりそうです。

 

根本的には解決してなくて、

痛み止めで痛みを抑えてるだけなんですけどね。

 

 

 

 

精神科-1

いつもの病院でコロナクラスター。

 

入院ができなくなったため

通院での抗がん剤投与になった。

 

何度かやったことがあったので

始まるまではなんとも思っていなかったのだけど

点滴をするための部屋に入り、

ゆったりしたひとりがけソファに横になろうとしたら

身体に異変が起こった。

 

上手くことばに表せないのだけれど

焦燥感のような感じとともに

身体のあちこちに不快感が出てきて

ゆっくり座ってることもできなくなった。

 

とにかく落ち着かないし

チック症状は出てきちゃうし

どうにもならなかった。

 

いつもだったら横になって寝入っちゃう

ソファの上であぐらをかき

なんとか気持ちを落ち着けようとした。

 

看護師さんたちにもちょっと迷惑をかけてしまった。

 

こういう症状がたまに出る。

 

満員電車に乗ったときとか

狭いエレベーターに乗ったときとか

胃カメラで暴れだしたりとか

きっかけがわかるときもあればわからないときもある。

 

わからないときがホントに困る。

 

解決策がない。

 

おそらく精神的なものだろうと思っていた。

実はもう20年くらいたまに現れる症状だった。

 

大腸癌の手術後ICUに入れられたときも大変だった。

術後はいろいろな管を鼻や口から通す。

それがすごく不快になってしまった。

 

もう死んでもいいから外してくれとお願いした。

 

そのくらいぼくにとっては大変なこと。

 

いつもの病院には精神科や心療内科がないから

手術から担当してくれた外科の先生が紹介状を書いてくれた。

 

それを持って精神科や心療内科や脳神経科など

なんとかしてくれそうなところに電話をしたり直接尋ねたりしてみたのだけど

どこもぼくの症状は診られませんと断られた。

 

断られたあとはなにもしなかった。

これまでの20年と同じだ。

 

なんとかなるまで我慢する。

 

できるだけそんな症状の出そうなことはしない。

 

そうやって放っておいた。

 

そして今回ちょうど抗がん剤投与のときに症状が現れたので

腫瘍内科の先生が提案してくれた。

 

癌のケアで精神科医が来るときがあるから受けてみるかと。

 

喜んで受けることにした。

 

長年のつらい症状をなんとかできるかもしれない。

とても期待した。

 

 

が、

 

 

期待は外れた。

 

 

 

 

 

お腹が空く

痛み止めが効くようになって

 

空腹感というものが

 

久しぶりに戻ってきた。

 

 

あ〜!こんな感じだった!

 

 

まだちょっとしか食べられないけど。

 

 

 

 

オキシコドン

お腹がずっと痛くて

日常生活が送れません。

 

そう先生に相談して

服用するようになった痛み止め。

 

医療用麻薬と呼ばれる取扱注意のお薬

オキシコドン

 

だったのだけど

朝晩一錠(カプセル)ずつ飲んでも

効果が感じられなかった。

 

ずっと痛いよ〜。

 

で、

 

今回の入院で

痛みをコントロールするために

量をなんと2倍にしてみた。

 

朝晩2錠ずつ。

 

自己管理させてもらえないから

時間になると看護師さんが持って来てくれる。

 

そしたら

 

なんだか痛みが治まった気がする。

 

気がするというのは

だるさや眠気がかなり出るため

全然絶好調!な感じがしないから。

 

なんか具合悪い感じ〜

 

なのだけど、

よく考えるとあんまり痛くない。

 

そんな感じ。

 

ずっと痛いより

ずっといいと思うのだけど

全然スッキリはしない。

 

でも

 

痛みをコントロールするって

こういうことなんだねって

ちょっとわかった。

 

痛くないって素敵。

 

対処療法でしかないんだけどね。

 

 

この痛み止めが効くうちに

ぼくのお腹の中の癌が

抗がん剤にやられてくれたらいいな。