ステージ3B

2016年にS状結腸癌と診断されたCOONIの闘病中に思ったこと&たまにお仕事や趣味や愛犬のお話しブログです。

精神科-1

いつもの病院でコロナクラスター。

 

入院ができなくなったため

通院での抗がん剤投与になった。

 

何度かやったことがあったので

始まるまではなんとも思っていなかったのだけど

点滴をするための部屋に入り、

ゆったりしたひとりがけソファに横になろうとしたら

身体に異変が起こった。

 

上手くことばに表せないのだけれど

焦燥感のような感じとともに

身体のあちこちに不快感が出てきて

ゆっくり座ってることもできなくなった。

 

とにかく落ち着かないし

チック症状は出てきちゃうし

どうにもならなかった。

 

いつもだったら横になって寝入っちゃう

ソファの上であぐらをかき

なんとか気持ちを落ち着けようとした。

 

看護師さんたちにもちょっと迷惑をかけてしまった。

 

こういう症状がたまに出る。

 

満員電車に乗ったときとか

狭いエレベーターに乗ったときとか

胃カメラで暴れだしたりとか

きっかけがわかるときもあればわからないときもある。

 

わからないときがホントに困る。

 

解決策がない。

 

おそらく精神的なものだろうと思っていた。

実はもう20年くらいたまに現れる症状だった。

 

大腸癌の手術後ICUに入れられたときも大変だった。

術後はいろいろな管を鼻や口から通す。

それがすごく不快になってしまった。

 

もう死んでもいいから外してくれとお願いした。

 

そのくらいぼくにとっては大変なこと。

 

いつもの病院には精神科や心療内科がないから

手術から担当してくれた外科の先生が紹介状を書いてくれた。

 

それを持って精神科や心療内科や脳神経科など

なんとかしてくれそうなところに電話をしたり直接尋ねたりしてみたのだけど

どこもぼくの症状は診られませんと断られた。

 

断られたあとはなにもしなかった。

これまでの20年と同じだ。

 

なんとかなるまで我慢する。

 

できるだけそんな症状の出そうなことはしない。

 

そうやって放っておいた。

 

そして今回ちょうど抗がん剤投与のときに症状が現れたので

腫瘍内科の先生が提案してくれた。

 

癌のケアで精神科医が来るときがあるから受けてみるかと。

 

喜んで受けることにした。

 

長年のつらい症状をなんとかできるかもしれない。

とても期待した。

 

 

が、

 

 

期待は外れた。