ステージ3B

2016年にS状結腸癌と診断されたCOONIの闘病中に思ったこと&たまにお仕事や趣味や愛犬のお話しブログです。

止まらない腹痛と正露丸 のつづき

ぼくの腸内の画像を見ていたら現れたゴワゴワしたもの。

 

 

「癌ですね」

 

 

技師さんにあっさり言われた。

(大腸カメラの技師さんはお医者さんなのかな?)

 

 

癌の告知って家族呼んだり

こころの準備してからだと思っていたので

ちょっとビックリした。

 

ちょっとビックリしたけど、

あんまり現実味もなくて、

 

へ〜そうなんだ。

 

という感じだった。たぶん。

 

 

ぼくの腸内にはっきりくっきり癌を発見した技師さんは

 

「すぐに大きな病院に行ってください。紹介状書きますから」と、

 

だいぶ真剣な表情でぼくに告げた。

 

 

ぼくもちょっとだけ大ごとになってきたことを感じ始めた。

 

 

正露丸、効かないわけだ。

 

 

そして受け取った大きめな封筒を持って

紹介された大学病院に行ってみた。

 

 

大腸カメラの技師さんの表情や態度から、

けっこうな緊急事態で

即入院、即手術になるのかな?

などと思っていたのだけれど、

そこから約一ヶ月間は全身の検査だった。

 

毎週大学病院に通い、

胃カメラやCTやなんやかや。

 

意外とのんびりしたスケジュールだった。

 

癌ってそんなに急には成長しないらしい。

 

 

思いがけない闘病生活はこんな感じに始まったのでした。